西日本旅 工程表
2014年8月3日。今回の旅は約4日間、西日本へ旅する。
今回は大阪で予定があったため、予定後に広島県の厳島神社へ行こうと思い計画。2日目までは青春18きっぷ*で移動。3日目は、しまなみ海道(広島県尾道市→愛媛県今治市)をサイクリング。4日目の高松からは、寝台特急「サンライズ瀬戸」で帰京する。また、1ヶ月前にえきねっとで臨時の夜行快速「ムーンライトながら」の指定席券が取れたため、前夜(2日)から移動することに。
*青春18きっぷとは、主に全国のJRの普通・快速列車自由席が約12,000円で5日分(5回分)乗れるという、春・夏・冬の期間限定の大変お得なきっぷである。特急や新幹線、JR以外の私鉄に乗ることはできないが、1日約2,400円で普通列車で乗れるため、時間を気にせず長距離を移動したい場合はお薦め。(詳細はJR各社のHPをチェック ※リンク先はJR東海)
0日目・1日目:ムーンライトながら 嵯峨野トロッコ列車
8月2日の夜、夜行快速「ムーンライトながら」に乗車。青春18きっぷを有効活用するテクニックになるが、小田原までの乗車券を通常購入。これを行うと8月3日から青春18きっぷを使用することができるようになる。(「ムーンライトながら」は、3日の午前0時以降で最初に停車する駅が、小田原駅のため。)
ムーンライトながらは座席で寝るので、寝台列車のように寝転がることはできないし車内もずっと明るい。途中停車する名古屋駅、終点の大垣駅(岐阜県)は翌朝5時台に到着…。勿論あまり眠れなかった 泣”
(トータルコスト約3,000円で名古屋以西へ移動できるため、西日本方面へ費用を抑えたい場合は良いのかも。)
大阪の予定まで時間があったため、亀岡にある旧線を活用した観光鉄道「嵯峨野トロッコ列車」に寄ってみる。京都駅で山陰本線(嵯峨野線)に乗り馬堀駅へ。約10分歩くとトロッコ亀岡駅に到着。
京都へ戻り、再び東海道線(JR京都線)に乗車し予定のある大阪へ。青春18きっぷの場合、JRの駅であれば乗り降り自由なため戻ることも可能。※嵯峨野トロッコ列車は利用不可。別途乗車券必要。
翌日の行程を考え姫路で宿泊。大阪から東海道線(JR神戸線)の新快速で約60分。青春18きっぷ1日目も姫路で終了。
2日目:姫路城 瀬戸大橋を往復 三原のタコ
8月4日。姫路に宿泊したので、最初に訪れたのは姫路城。屋根の工事終了数か月前だったこともあり、工事用の屋根は解体されていたので、白いお城(別名白鷺城)がほとんど見えて圧巻だった。
姫路駅に戻り、青春18きっぷ2日目がスタート。山陽本線でさらに西へ進む。岡山行きの直通列車もあるが、この時は少し先の相生駅で乗り換え。ちなみにこの区間は快速はなく普通列車のみ。(姫路から岡山までは約90分)
岡山駅到着後、そのまま広島方面へ乗換えずに、瀬戸大橋線へ。人生で一度も渡ったことがなく、復路のサンライズ瀬戸は、夜に瀬戸大橋を渡るため日中で乗ってみたかったのだ。瀬戸大橋の四国側の玄関口、坂出駅まで乗車。瀬戸大橋を渡る列車は、四国へ向かう特急列車と高松駅まで結ぶ快速列車「マリンライナー」がある。
瀬戸大橋を渡る時間は10分弱。天気が良いと島と瀬戸内海がきれいに映る。
坂出駅で折り返し再び岡山駅へ戻る。山陽本線に乗り西へ走る。広島駅まで乗り継ぎが福山駅と三原駅(糸崎)とあった。福山駅前は福山城があり、三原駅はタコが有名なので、駅にタコがいっぱいいた。
広島駅到着時は既に夜。平日だったこともありラッシュ時間で車内も駅も混んでいた。ここで青春18きっぷ2日目は広島まで。また明日以降は、新幹線や特急も使うので通常の乗車券を使用。(残り3日分は別の旅で使用する。)
1日ずっと普通列車での移動だったが、電車乗ることは好きでもあったため苦しいとは感じず、むしろ車窓からの景色をただただ眺めていることが楽しいと感じていた。
旅に少し浮かれていたのかもしれないが、翌日大変なことになるとは、私はまだ知らなかったのである。
[記事:2021年1月更新]