北への鉄道旅① 青函トンネル記念館と寝台急行「はまなす」

青函トンネル記念館(青森県外ヶ浜町)

2015年10月、JR北海道のフリーパスを使って北海道を周遊する。今回は飛行機ではなく鉄道のみで北海道へ向かう。また、北海道へ向かう前に、青森県にある「青函トンネル記念館」に寄る。また青森からは、寝台急行「はまなす」に乗車し札幌へ向かう。

行程は9日間。初日は青森、寝台急行「はまなす」に乗車し青函トンネルを抜け翌朝札幌へ。2日目以降は北海道フリーパスを7日間利用し、札幌ではサッカー&野球観戦、道東で釧路と根室、道北で稚内へ鉄道で巡る。フリーパス後は、再び青森県に戻り五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に乗車。白神山地の麓にある十二湖・青池を見た後、「リゾートしらかみ」で秋田駅まで乗車し秋田新幹線で帰京する。
初日は東京駅から新幹線で新青森へ向かい、青森駅で車を借り津軽半島の北にある「青函トンネル記念館」へ。近くの竜飛崎へ寄った後は青森駅に戻り、寝台急行「はまなす」に乗車し札幌へ移動する。

津軽線沿線をドライブ

東京駅から東北新幹線「はやぶさ11号」に乗車。えきねっとの「トクだ値25」で予約し通常から25%引きでお得に。

新青森まで約3時間で到着。北海道新幹線が開業する前なので新幹線の最北端の駅でもあった。(この半年後に北海道新幹線が開業)

新青森駅から青森駅までは奥羽本線で1駅、特急スーパー白鳥に乗車。
※新青森~青森間は、乗車券のみで特急列車の自由席または快速列車の全車指定席に乗車可能な特例区間である。

789系0番台

青森駅には約6分で到着する。青森駅には特急白鳥が停車していた。485系3000番台。

青森駅からタイムズのカーシェアで津軽半島を北上する。青函トンネル記念館へは約100分かかる。

津軽線:中小国駅

国道280号のバイパスと県道12号を走る。道中津軽線と並走するため、中小国駅’(なかおぐに)へ立ち寄る。
中小国駅はJR東日本とJR北海道の境界駅であり、この先で津軽線と海峡線で分かれる。海峡線は当駅を通過するため、駅標の次の駅も大平駅のみに。

ちょうど津軽線の列車が通った。
道中の景色は、稲が黄色くなっておりきれいだった☆彡

津軽線:津軽二股駅(奥津軽いまべつ駅)

中小国駅の後は約20分で2駅先の津軽二股駅へ。ここは昨年も訪れたが新幹線開業の工事が着々と進んでいた。

海峡線の津軽今別駅は、北海道新幹線開業工事のため全列車通過となり通れなくなっていた。

JR北海道の津軽今別駅は、新幹線開業後「奥津軽いまべつ駅」に改称される。駅舎ができており、かっこいい。

↓昨年訪問した記事はこちら

青函トンネル入口広場

さらに約10分ほど走り国道280号線に合流すると、青函トンネルの入口が見れる場所へ行ける道があり立ち寄った。

青函トンネル入口広場。ここは名前の通り、青函トンネルの入口(本州側)で青函トンネルへ入るから出てくる列車見れることができる。

ちょうど電気機関車が青函トンネルから出てきた。

事前に調べておくと新幹線や貨物列車が見れるかもしれない。(今別町のHPから青函トンネル付近の通過予定時刻が見られます!こちらから

青函トンネル記念館・竜飛崎

国道280号・国道339号で海沿いを走りながら約30分で青函トンネル記念館へ到着。

青函トンネル記念館では、青函トンネルの歴史を見学でき、実際にトンネル工事で使用されていた坑道に入り、海面下140mの世界を体験できる。
(2022年現在:<記念館入館料+体験坑道乗車券>大人1,500円)

坑道内で実際に使用されていた機械や設備が展示されている。

この先へ行くと竜飛定点(旧:竜飛海底駅)。

青函トンネル記念館の後は、すぐ近くにある龍飛崎へ。津軽半島最北端。夕焼けがきれいであったが雲があり北海道は見れず。

寝台急行「はまなす」(青森⇒札幌)

青森駅へ戻り車を返却し、近くにある日帰り温泉(まちなか温泉)でゆっくりした後、再び青森駅へ。
青森駅を22時台に出発する寝台急行「はまなす」に乗車。札幌には翌朝6時に到着する。(現在廃止)

寝台急行「はまなす」には寝台車の他に指定席車両もあり、今回はのびのびカーペットを指定した。(※寝台料金が不要で急行券と指定席券で安く乗車できる。)

夜中に青函トンネルを抜け北海道へ。ここから北海道の鉄道旅が始まる。

《次の旅へ続く》

[記事更新:2022年5月]