北への鉄道旅④ JR宗谷本線で最北端の稚内駅と宗谷岬へ

最北端「宗谷岬」(北海道稚内市)

2015年10月、JR北海道全線7日間乗り放題の「北海道フリーパス」で宗谷本線に乗車し最北端の稚内駅と宗谷岬へ行く。

ここまでの北への鉄道旅はこちら↓

6時頃に旭川駅を出発し宗谷本線の普通列車稚内行きで北上する。普通列車で約260kmを約6時間で結ぶ。(特急は4時間くらい)稚内駅からバスに乗り宗谷岬を訪れる。再び稚内駅に戻り特急「宗谷」で札幌へ向かう。(札幌まで約400km・約5時間)

普通列車で約6時間乗車(音威子府駅で時間調整)

早朝6:05発、宗谷本線の普通列車稚内駅行きに乗車。約260kmを特急列車にも抜かれずに稚内駅へ先着する列車でもある。

約260kmは東京~静岡県の浜松と同じくらいの距離

旭川を出発してから少し経つと車窓からは雪景色になる。比布駅を通り過ぎる。

音威子府駅で時間調整

雪景色から紅葉の景色に変わり、旭川駅から約3時間で音威子府駅(おといねっぷ)に到着。

ここで列車の行き違いもあり数十分停車した。

早朝に稚内駅を出発した特急「宗谷」と行き違い。

発車案内も木札になっており珍しい。

音威子府の駅そばは定休日だった。

昭和時代に廃線した天北線の方向幕が展示されていた。

音威子府駅を過ぎると天塩川に沿って稚内駅へ進む。

車窓から牛が見れた。

幌延駅でも時間調整で停車。

抜海駅(ばっかい)。稚内駅まであと2駅。

ここから日本海が見える。利尻島はさすがに見えなかった。

日本最北端「稚内駅」

旭川駅から約6時間で稚内駅へ到着。稚内駅は日本最北端の駅。

北海道の南の玄関口「函館」まで703km。北海道が広大であることがわかる。(東京~岡山が約730km)

★日本最南の終着駅「枕崎駅」まで3,126kmあり、線路も繋がっている。

稚内駅のホームは1面1線の単線駅。

駅の中に車止めがあるが、駅の外にも車止めがある。(実際は駅の中の線路とは繋がっていない)

最北端の「宗谷岬」

稚内駅から路線バスに乗り、最北端の宗谷岬へ向かう。

宗谷岬までは路線バスで約1時間。途中天気が良くなり虹が見えた。

最北端の宗谷岬に到着。「日本最北端の地」

最東端の納沙布岬と同じくカモメもいた。

宗谷岬周辺の宗谷岬公園には様々なシンボルが設置されている。

宗谷岬から再びバスで稚内駅へ戻る。
復路は特急「宗谷」で札幌まで向かう。

札幌までは約400kmあり約5時間走る。

翌日は道南にある大沼公園を散策し、青函トンネルを抜け青森へ。

《次の旅へ続く》

[記事更新:2022年7月]