2014年9月 寝台特急「北斗星」乗車記

寝台特急「北斗星」(函館駅)

2014年9月10日、函館駅から人生初の寝台特急「北斗星」に乗車。

ちょうど10日前に、横浜駅のみどりの窓口でB寝台が空いていると聞き即購入。札幌発にしたかったが、行程上難しかったため函館駅から上野駅まで乗ることに。(学割を使い乗車券は2割引)

ここまでの旅はこちら↓

人生初の寝台特急「北斗星」

北斗星の函館駅出発は21:49だったが、この日は、白老方面(室蘭、苫小牧辺り)の大雨の影響で札幌~函館間が区間運休となっていた。その影響で北斗星は函館駅始発となり、出発の約30分前から函館駅に入線していた。

函館駅に戻った時は既に北斗星が入線していた。
入線時は札幌行の方向幕。
1号車のB寝台。1部屋に二段ベッドが2つある。西村京太郎サスペンスに出てきそうな感じ。
寝台特急のロゴかっこいい。(デジカメなので上手に撮れなかった)

食堂車もあるが区間運休の影響で夜は休業。売店は営業していたので北斗星のキーホルダーと限定ワインを購入。

食堂車(7号車)の奥に売店があった。6号車はロビー室。
特急「スーパー白鳥」789系、北斗星は青森まで電気機関車ED79系が牽引する。

約50分遅れで「函館駅」出発

運休した区間で乗車予定のお客様を待った影響で定刻から約50分遅れで出発。出発後、車掌さんが乗車券・寝台券を確認しに来る。しかもこの部屋に誰も来なかったので1部屋貸切状態。(A寝台並みの広さ 笑”)

寝台車の一番後ろは後面展望ができたため、青函トンネル内を撮影。普通の電車じゃなかなかできない貴重な体験だった。

青森駅で機関車の入れ替えと進行方向が変わり、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、東北本線を走り上野駅へ。深夜なこともありさすがに寝てました 苦笑”

食堂車で朝食

翌朝。昨夜、食堂車の朝食は営業しますとアナウンスがあったため、食堂車で朝食を摂る。

サンライズにはないので、とても貴重。
和食か洋食かを選べ、洋食を頼んだ。

朝食後は上野駅着くまでアイス食べたり景色見たりとダラダラ過ごしてました。

到着予定より約70分ほど遅れて上野駅13番線ホームに到着。

往路:青春18きっぷで函館 復路:寝台特急「北斗星」

往路は青春18きっぷ、復路は寝台特急「北斗星」の東北旅4日間はこれにて終了。
青春18きっぷで函館まで移動できたのは、ものすごい達成感があり、蔵王のお釜や田沢湖など景色が本当に良くて、移動はハードだったがとても充実した旅だった。

また、寝台特急「北斗星」に乗るのはこれが最初で最後となったが、夜行列車が続々と廃止になっている中、乗れたことがとても貴重であったこと、さらに函館駅のホームで1時間以上も北斗星を写真撮れたことは、今となっては貴重な時間だったんだなと改めて感じた。

ちなみに私は、鉄道で旅をする時、必ず「鉄道の旅手帖」を持参する。

B6サイズで持ち運びやすい

全国の鉄道路線図が掲載されており、乗った路線を塗りつぶすことが可能。1980年以降の廃線も掲載されており、列車に揺られながらも楽しめる。

塗りつぶしていくと、まだ乗っていない路線に行きたくなってくる。これで全国の鉄道完乗を目指す。

そして次の旅へと続く…。

[記事:2021年1月更新]