2016年2月 鉄道旅⑥ 四国DAY1(新幹線0系!?/「伊予灘ものがたり」乗車記)

観光列車「伊予灘ものがたり(道後編)」

四国の旅も「バースデイきっぷ」

2016年2月鉄道旅6日目。早朝九州の佐伯港(大分県)からフェリーで移動し、四国の宿毛港(高知県)へ上陸。日差しが眩しい。

★ここまでの旅はこちら↓

四国の旅は、お得な乗車券「四国バースデイきっぷ」で3日間周遊し、最終日の夜にサンライズ瀬戸で帰京する。

★四国バースデイきっぷは自分の誕生月に、JR四国、土佐くろしお鉄道、JR四国バスの路線バス(高速バス除く)全線に3日間乗ることができるお得なフリーきっぷである。(特急列車も可)。ちなみにグリーン車・指定席の回数制限がない。詳しくはこちら

きっぷは事前にWEBサイトで購入し、これから乗る特急「南風」と、夕方に乗る観光列車「伊予灘ものがたり」も同時に事前予約。

6日目行程:宿毛(高知)から松山(愛媛)へ

宿毛港から宿毛駅までは、歩いて約30分。時間にも余裕があったので、朝の散歩気分で歩いた。

土佐くろしお鉄道「宿毛」駅に到着。ここから特急南風で窪川駅へ。(約1時間)

JR四国2000系汽動車

窪川駅からは、予土線(しまんとグリーンライン)に乗換え。

予土線:新幹線0系?「鉄道ホビートレイン」

予土線は普通列車で移動だが、車両が新幹線0系にそっくり!

よく見ると鼻が小さい。

正式名称は「鉄道ホビートレイン」。この予土線を1日約2往復運転している。(時刻表はJR四国の公式サイトで)

座席は、実際に新幹線0系で使用していたシートになっている。

予土線は山間部で四万十川、広見川、三間川と続けて川沿いを走っていく。

景色もすごく良い。
後面展望
鼻からの後面展望(鉄橋)
鼻からの後面展望(川沿い)

予土線の途中にある駅名に驚く。<高知県四万十市>

漢字で書くと「半家」。ここから北海道の「増毛」駅(現在廃止)への乗車券を購入する方も。

宇和島駅

窪川駅から約2時間半で愛媛県の宇和島駅に到着。

みかん、鯛めしでも有名である。

宇和島駅からは、予讃線で「伊予灘ものがたり」が出発する八幡浜駅へ。

特急「宇和海」。乗るのはアンパンマン列車。
車内もアンパンマン一色。※グリーン車の車内は通常です。

予讃線:観光列車「伊予灘ものがたり ~道後編~」

八幡浜駅からは、観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車。

「伊予灘ものがたり」は、八幡浜駅(一部は伊予大州駅)⇔松山駅の間を走り、伊予灘の絶景を楽しむ観光列車である。

2両編成で茜色それぞれカラーが異なる。1号車が伊予灘の夕日をイメージした茜色、2号車が太陽や柑橘類をイメージした黄金色になっている。

★「伊予灘ものがたり」は4つ(朝「大洲編」、昼「双海編」と「八幡浜編」、夕「道後編」)あり、それぞれ運行区間も異なる。今回は夕方の「道後編」(八幡浜→松山)に乗車。※伊予灘ものがたりは、大変人気であるため発売1ヶ月前から予約するのがお薦め!

予約したきっぷは、山側の席しか残っていなかったが、アテンダントの方が海側の席が空いているとのことで、海側に変えてもらえました。(ありがとうございます。)

愛媛県のキャラクター「みきゃん」

伊予灘ものがたりでは、4日前までに食事予約券を購入すれば、お食事が出てくる。道後編はアフタヌーンティー。

スイーツが超美味しい☆彡

この区間は海沿いを走る。
喜多灘駅はホーム上が大洲市と伊予市の境界となっている。

「下灘」駅では撮影スポットであるため少々停車。

海を背景に、夕日の光と列車の色が合わさって絶景である。

下灘駅出発後も車窓から夕陽が落ちていくのをずっと見ていく。

八幡浜駅から約2時間で終点の松山駅に到着。とても感動的な2時間で、また乗りに行きたい。

本日の行程は松山で終了。

鉄道旅⑦ 四国DAY2に続く。(愛媛県 松山城・道後温泉:松山→高知)

【おまけ】車内でアテンダントの方からバースデイきっぷで乗車していたこともあり、直筆でメッセージをいただきました。

[記事作成:2021年2月]