瀬戸内国際芸術祭2022 沙弥島

与島(香川県坂出市)

3年ごとに開催れる「瀬戸内国際芸術祭2022」が2022年4月14日より始まった。「瀬戸内国際芸術祭」は瀬戸内海の島々で数々の芸術作品が展示されている。(今年で5回目)

3回の会期に分かれ、私自身「瀬戸内国際芸術祭」はずっと行ってみたかった所でもある。

瀬戸内国際芸術祭2022
会期
・春会期:4/14(木)~5/18(水)
・夏会期:8/5(金)~9/4(日)
・秋会期:9/29(木)~11/6(日)

【会場】
・全会期:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港、宇野港
・春会期:沙弥島
・秋会期:高見島、本島、粟島、伊吹島

「瀬戸内国際芸術祭」の会場は、主に岡山県と香川県の間にある瀬戸内海の島々である。今回は春会期のみ開催の「沙弥島」へ行くことにした。沙弥島は、現在坂出市から陸続きになっているが、昔は一つの島であった。また今回の沙弥島会場は作品が与島にもあるため、瀬戸大橋を渡り与島会場へも行く。

沙弥島・与島へはシャトルバス

高松駅から予讃線快速マリンライナーで坂出駅へ。

坂出駅は約15分で着く。

坂出駅から沙弥島会場まで臨時のシャトルバスが運行されているため、駅前のバス乗り場へ。

※臨時のシャトルバスの運行区間は、沙弥島会場と与島会場など。事前に瀬戸内国際芸術祭の公式アプリやバス会社のサイト等で時刻表を確認し計画。

坂出駅から沙弥島会場までシャトルバスで約20分。会場で検温を済ませて渡された紙のリストバンド(検温チェック済の証明)を手に巻き付け、会場を巡る。

沙弥島会場の作品

沙弥島には常時屋外展示作品もあり無料で見る箇所もある。

八人九脚

沙弥島会場近くの瀬戸大橋公園にある作品。カラフルなベンチで実際に8人座ることができ、瀬戸大橋をゆっくり眺めることができる。

階層・地層・層

高さ約6mもある丘になった作品。斜面を登り頂きまでいくと眺めも良く、瀬戸大橋が遠くまで見える。

子供たちがよく遊びそうな斜面。

幻海をのぞく

この作品は、建物(家)の中にある。(有料300円。作品鑑賞パスポートでは無料)

建物内に入ると幻想的な作品が多くとても惹かれる。

教室で宇宙飛行士と対面「月への道」

旧沙弥小中学校にあり、月をテーマにした作品。(有料300円。作品鑑賞パスポートでは無料)

校舎内の作品を次々と見ていくと、このテーマがすごい深く感じた。

私たち地球にいるのは短く、宇宙へいることが多いのかもしれない。

作品を見ていくと、教室に宇宙飛行士とご対面。これから月へ向かう直前の光景なのかも。

月への計画準備がいろいろと。

校舎の外には月への階段もあった。

この作品は与島会場に続いていく。沙弥島会場から坂出駅へ一度戻る必要がある。

バス停に宇宙飛行士「月への道」

臨時のシャトルバスなため坂出駅から与島会場まで直通運行。

JR瀬戸大橋線と合流し瀬戸大橋を走る。(鉄道は下、高速は上)

瀬戸大橋から瀬戸内海に浮かぶ島々を眺める。ちょうど天気がよく外の景色は非常にきれいだった。

沙弥島会場が瀬戸大橋から見える。

与島PAで高速を降り与島へ入る。一般車両は与島へは入れないため、与島PAから一般車両禁止の美道を通るのは貴重である。

坂出駅から約30分で与島会場へ。バスを降りると、そこには宇宙飛行士がバス停のベンチで座っており、月へ旅立つ前のバスを待っていた。

左は瀬戸内海、右に瀬戸大橋、バス停のベンチには宇宙飛行士が。

宇宙飛行士の隣に座り一緒に写真撮影する方も多くいた。

月へ進むため、バス停から近くの鍋島灯台へ歩く。

偶然、大型船が瀬戸大橋の下を通り抜けていくことにテンション上がった!

この時は非常に天気が良かった☆彡

階段を上がり鍋島灯台に着くと、灯台の中に100万個の星を持つ宇宙の立方体があった。

ここで月への作品は終わり。いつか人は月(宇宙)へ暮らす日が来るし、月(宇宙)から地球を見ることがあるんだなと、この作品を見てとても興味深い作品だった。

今回初めて瀬戸内国際芸術祭に行ったが、期待以上で他の会場も非常に楽しみである。今年は瀬戸内に何度も訪れたい。

《次の瀬戸内国際芸術祭の会場へ続く》

[記事更新:2022年4月]